いりこがお届けする
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 まごころ調味料物語
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離乳食の基本  2002,1,30 No,59配信

離乳食はお乳(ミルク)だけで育っていた赤ちゃんが、大人と同じような食事に移行し、家族と食卓を囲めるようになるトレーニングの過程で食べる食事です。

日本では、ミルクの無かった昔、お乳の替わりにおもゆ(おかゆの上澄み)を赤ちゃんに与えていたほど、和食に深く関わっています。離乳食つくりは、子供を育てていく上では必ず通る道で、母にとっては悩みの種になりがちです。和食が活用できれば、道が開けることでしょう。

お料理は苦手で…という方にとっても、子供への愛情が克服のチャンスとなるかもしれません。また、離乳食は薄味を基本としており、健康な食生活を考えることと同じです。何らかの障害などで飲み込むことが難しい方(嚥下障害)への対処としても、離乳食を学んで頂ければ嬉しく思います。

離乳食には段階があります。食べさせる時期によって初期(スープ、ドロドロ、ベタベタ)中期(粒が残る柔らかく)後期(形はそのまま柔らかく)完了期(大人より小さめ、柔らかめ)幼児食(大人より薄味、食べやすく)と呼び分けます。

食物の種類も段階があり、野菜だけからタンパク質も豆腐→白身の魚・鶏ささみ→青身の魚・赤身の肉→脂分を含んだお肉、卵では固ゆで卵黄→全卵→生卵など、気配りすることは様々です。

もちろん、時期や食材も教科書通りにしようなんて思うだけでイヤになってしまうので、基本を頭に置いて、赤ちゃんがうれしそうに食べてくれる様子を励みに自分の出来る調理をしていきましょう。

私の子供は現在7ヶ月になり、毎日挌闘しております。最近は粉末タイプやそのまま食べられるレトルト製品など種類も豊富ですので、上手に併せ使いながら、大人の食事から簡単に取り分ける工夫など私の経験を書いていこうと思います。どうぞよろしく♪



取り分け食  2002.2.27 Vol.61配信

取り分け、実に簡単ことなのに、面倒くさい…と思ってしまう。仕方のないことですが、今の季節はグツグツお鍋をかけていても、熱気が気にならないので、頑張ってみましょう。

◆鍋料理から
鍋料理と一口に言っても様々。赤ちゃんがいる今は、出汁に色々な野菜やきのこ、肉・魚・豆腐など入れて、大人は付けダレを工夫すると良いと思います。段階に添って食べられるものを一緒に煮ても良いですし、小鍋にとってグツグツするだけ。お出汁も効いて、美味しいようです。小さく切ることは忘れずに!

◆おでんから
大根、じゃがいも、人参、赤身の塊肉、厚揚げなんてところでしょうか。我が家では、大きめに切ってグツグツ煮込んでやわらかーくなったそれぞれを取り出し、サッと湯通しして味の濃さを調節して細かく切って離乳食にしています。厚揚げは、表面を切り削ぎ、豆腐部分だけを与えます。なめらかさ調節には白湯や片栗粉でとろみをつけてくださいね。

◆カレーやシチュウなど煮込み料理から
じゃがいも、玉ねぎ、人参、肉類。炒めて煮込んで、ルーを入れる前に取り出し、油分を取り除く意味で湯通ししてしまいます。大人がホワイトシチュウの時は、少し粉ミルクで味付け?して雰囲気を同じにしてみます。離乳食も後期になると、大人と同じものを食べたがりますので、満足度UP!

こんな取り分け、誰でもしているかしら?でも、基本的にグツグツやわらかく…と思えば簡単。あとは、小さなかわいいすり鉢に盛ってつぶしながらアーンしてます。

赤ちゃんのお茶   2002.4.24 Vol.64配信

離乳食を始める準備として、ミルク(母乳)と異なる味に慣れるためにも、白湯やお茶を飲ませてみましょう。と、よく言われます。

 さて、この場合のお茶は何を指すでしょう?
  1.緑茶  2.ほうじ茶  3.ウーロン茶  4.麦茶  5.紅茶

答えは、2番「ほうじ茶」と4番「麦茶」が一般的ですが、親心を添えながら日常のお茶生活とも合わせ、赤ちゃんがお茶とうまく付き合える準備としていきましょう。

緑茶やコーヒー、紅茶にはタンニンやカフェインが多く含まれているので、赤ちゃんには向きません。番茶やほうじ茶も少なからずカフェインが含まれているため、幼児期までの赤ちゃんには、少し薄めて与える方が良いでしょう。麦茶も煮出しタイプは濃くなりがちなので、注意が必要です。

赤ちゃん用の既製品やベビーフードのお茶は、加工して低タンニン、低カフェインとなっているため、心配は不要です。
離乳食を食べた後、赤ちゃんにお茶を飲ませることは、水分補給以外にお口の衛生のためにも効果的。大人も同じですので、食事の後にはみんなでお茶を飲む習慣をつけると良いかもしれませんね。

★いりこからの『おまけ』
妊婦の方には、緑茶に含まれる鉄分などの微量成分がとても良い効能を持つとか。ティータイムには、緑茶を飲むようにしてみてはいかがでしょう?

おかゆ   2002.5.22  Vol.66配信

離乳食と言えば、おかゆがメイン。そして、病気になったときにもお世話になりますね。

昔は、おかゆと言えば、土鍋でコトコトゆっくりと煮てつくりましたが、最近では炊飯器の機能で上手に炊けるようになりました。少しの量なら耐熱容器に分量の米と水を入れ、カマの中央に据えて炊けば、家族のごはんと同時に少量のおかゆができあがります。専用の容器も販売していますが、プリンのカップや湯飲みでも十分代用できます。
 
ごはんに水を入れて、“即席おかゆ”もよくつくりますが、米から炊く方が米の味がしっかりと味わえ、やはりおいしいようです。子どもが腹痛の時、おかゆを嫌がりますと言ったら、小児科の先生に「手を抜かず、米からおかゆをつくりなさいよ! おいしさが違うから…」と言われたことがあります。
  
おいしいおかゆのコツは、米を洗って十分に水に浸しておくことと、炊きあがって蒸らすこと! 普通の炊飯と同じですね。

先日、家族が病気になり、皆でおかゆを食べる機会がありました。例にもれず、炊飯器で炊いたのですが、0.5合のお米で1合分の通常のごはんの量になりました。満腹感を得ても、ごはんよりカロリー控えめなのでダイエット志望の方にはオススメですよ!

冷たい食べ物  2002.6.26  Vol.69配信

夏になり、暑さが続いてくると、大人はついついそうめんやサラダなど冷たいメニューを考えて、なるべく火を使わずに済ませたくなりますね。

でも、お腹がデリケートな赤ちゃんやお年寄りには、生水で洗う麺類や野菜のサラダなど、食中毒の心配とともに冷たい食べ物のとり過ぎに注意したいものです。
  
冷蔵庫でキーンと冷えた野菜や果物、季節特有のトマトやきゅうり、スイカなど、体を冷やす作用があるもの、枝豆やトウモロコシなど、消化が悪いものもあります。素材によっては食べる様子も充分に観察してみることも必要かも。
  
わが家では冷たいそうめんや冷麺など、麺類はすべて出汁で再度火を通してそのまま冷やしています。サラダは、大人でもたくさんの野菜が食べられるよう、茹でた野菜をメインにしています。スープ仕立てにしたり、片栗粉を利用してとろみをつけておくと、少し冷やしただけで随分と喉ごし良く食べられます。
 
そうそう、冷蔵庫で冷やしていても、子どもやお年寄りには食べ始める少し前に食卓に出し、室温に馴染ませることも大切です。出し過ぎて細菌の増殖にはご注意くださいね。

子どもと一緒に楽しむ  2002.9.25  Vol.76配信

離乳食! と意気込んでいた割に、日々が過ぎ、娘も早1歳を超えました。最近では大人と同じ料理から食べられるものを選び出しては、子ども用に盛りつけています。中でも、見た目が楽しくかわいい花形に型抜きした人参や大根の煮物、ちょっと塩味がつくくらいに茹でたブロッコリーやコーン、そして串に刺したお肉は手づかみで食べて喜んでいます。

コロコロと一口で食べられるおにぎりも大好き。コロッケやハンバーグも、小さめ小さめに作り、何でも一口でパクッが基本です。

わが家では季節感を大切にしたいと思い、色々な行事にまつわる献立を(面倒くさいとは思いつつ)なんとか取り入れています。秋のお月見は団子! ですよね。幼稚園児の長女は、団子作りが得意なので、小さなお団子をたくさん作ってくれました。自分で作ったお団子は格別な味がする様子。もともと和菓子好きなせいか、たくさん食べてい
ました。お月様にお供えするお団子が足りないほど…。

子どもにとって食べることは、大切なことですが、本人の自覚はありません。母にとって邪魔になっても自らの手で食事作りの一端をお手伝いすることで、食べることへの更なる興味が出てとても良い効果があるように思います。

来年のお月見には姉妹そろって団子作りに精を出すことでしょう!(母は、台所が粉だらけになっても、顔や体が汚れても我慢! が大切ですけどね(^_-)

少しの期間だけの離乳食編でしたが、次回から、また別テーマに取り組みたいと思います。「こんなこと知りたい!」なんてリクエストお待ちしておりマース! お便りはこちら→ wasyoku@wa-planning.com

【おまけ】栄養満点お団子七変化

下記の材料を団子の粉に加え、それぞれ適度なかたさになるように、水または牛乳で調節します。絹ごし豆腐も利用すると更に栄養満点!
◆緑の団子
ほうれん草(他に緑の濃い葉ものならOK)を茹でたものを冷凍しておき、そのまますりおろします。

◆黄色の団子
カボチャをレンジで加熱してそのまま。

◆オレンジ色の団子
人参を柔らかく茹でてからすりおろすか、しっかりフォークの背などでつぶしてから。

◆黒い団子
黒ごまをすって(ちょっと灰色だけどネ)。





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