和食DEマナー☆mini講座
                   今週のお題 【会席弁当】
  土手沿いにちょこんと顔を出したつくしを子供たちが採って来て、
  卵とじで頂いたのがついこの間・・・あっという間に菜の花が咲
  き、桜の花がほころび、景色はどんどん春めいてきていますね。
  この季節、お花見やピクニックでお弁当を頂く機会も増えますが、
  今回はちょっと改まったお弁当”会席弁当”がテーマです。

  松花堂弁当に代表されるように、本格的な日本料理が気軽に楽め
  るのが会席弁当の魅力です。たいていは塗りのお弁当箱が器として
  使われています。お弁当の蓋を取ったら、裏返してテーブルの上に
  置きましょう。隣の人の邪魔になるようでしたら、テーブルの下の
  畳の上においてもかまいません。ただし、弁当箱の下に蓋を重ねる
  のは塗りを傷めるので、避ける方がよいでしょう。
  食べる順序は、会席料理のコースにそって頂くとよいですが、お弁
  当ですので、そこまでこだわる必要はありません。
  
  割り箸は、胸の高さで上下に引っ張って割り、箸置きがない場合は
  箸袋で代用しましょう。食事の後は、箸を箸袋に戻し袋の先を3セ
  ンチほど折っておきます。

  〜〜会席料理のコース〜〜
  前菜→吸い物→刺身→焼き物→煮物→揚げ物→蒸し物→酢の物→
  →ご飯・留椀・香の物→水菓子

和食DEマナー☆mini講座
                 今週のお題 【座順のきまり】
  訪問先や会席の場で、自分がどこに座ればよいかと迷ったことはあ
  りませんか?
  和室の上座と下座は、床の間と出入り口の位置を基準にして考えま
  す。遠慮しすぎて、下座に陣取ると接客の妨げとなって、かえって
  迷惑になってしまうこともありますので、気をつけましょう。
   
  正式な和室の場合、床の間は奥の中央にあり、床の間を背にした位
  置がもっとも上位の席となります。床の間が向かって右にある部屋
  の造りを「本勝手」、向かって左にある造りを「逆勝手」といい、
  いずれもいずれも床の間に一番近い席(床の間を背にした)が、上
  座となります。

  洋間や床の間のない部屋で、上座の位置がわからない場合は、部屋
  の一番奥まったところで、人の出入りがない位置が上座となり、ド
  アの近くが下座となります。
  そのお部屋の中で、一番眺めがよく、落ち着ける場所を考えて座を
  お勧めすれば、間違いないでしょう。

   (正式)      (逆勝手)     (本勝手) 
      床の間     床の間             床の間
    1
   ┌─┐        ┌─┐       ┌─┐
  3|  |2      1|  |2     2|  |1
   |  |       3|  |4     4|  |3
  5|  |4      5|  |6     6|  |5
   └─┘        └─┘       └─┘
    6
和食DEマナー☆mini講座
                 今週のお題 【座布団の座り方】
  春はいろいろなお祝い事があって訪問したり、されたりする機会が
  増えますね。
  そんなときに、是非知っておきたいのが座布団の座り方です。実は
  私、訪問先でお部屋に通されて座布団があったら、迷わずそのまま
  座っていましたが・・・調べてみるとそれも失礼にあたるんですっ
  て!主人側に「どうぞ」と勧められてから座るものだそうです。知
  らなかったぁ・・・

  1.座布団へは、下座側(出入り口に近い方)に立ち、座布団の外
    で正座する。
  2.跪座(きざ・かかとを立てて膝をつく)になり、膝を座布団に
    かける。
  3.両手を軽く握って座布団につき、身体を支えながら膝行(しっ
    こう・膝で進むこと)して、座布団に身体を乗せる。
  4.正面に向き直って、座布団の中央に座る。
    (座布団からおりるときは、この逆の過程です。)
【これだけは、やめよう!】
  1.座布団の上に立ってはいけません。足の裏で座布団を踏むのは
    失礼になり、マナー違反です。
  2.座布団に座るとき、勝手に自分の方に引き寄せてはいけません。
    位置を決めるのは、主人側なのです。

  【豆知識・座布団の正面は?】
  座布団は4辺のうち、1辺だけ縫い目がありません。この部分を
  ”輪”とよび、敷いたときにお客様の膝の部分に”輪”がくるよう
  に勧めます。
  あらかじめ座布団をセッティングするときは、このポイントをお忘
  れなく!
和食DEマナー☆mini講座
                 今週のお題 【お茶と和菓子のマナー】
  NHKの朝の連ドラ”あすか”もそろそろ佳境に入ってきましたねぇ。
  ドラマの中に出てくる創作菓子を見て、和菓子が恋しくなったのは
  私だけではないはず・・・登場する和菓子は全て、ドラマのための
  オリジナルだそうですよ。

  ひな祭りのご馳走の後は、お茶と和菓子のデザートは如何?
  そんなわけで、今回のお題はお茶と和菓子。

  1.左手を茶托に添え、右手で茶碗の蓋のつまみを持ち、手前から
    向こう側へあけ、茶碗のふちで静かに水滴を切る。
    蓋は、裏返して折敷の右側へ置く。
  2.左手を茶托に添え、右手で茶碗をあげたら、左手を茶碗の底に
    添え静かに飲む。
  3.飲み終えたら、右手で蓋のつまみを持ち、向こう側から手前に
    しめます。

  ◆ マナー違反 ◆
   その1 茶托ごとひきずって、自分の方に引き寄せない。
   その2 フーフー冷ましたり、ズーズー音をたてない。
   その3 お茶は残さず、飲み干しましょう。
   その4 お菓子に楊枝を突き刺して、丸のまま食べない。
  お茶とお菓子はどちらを先に頂いてもよいでしょう。ただし、抹茶
  の席では先にお菓子を頂きます。煎茶の場合は一煎目と二煎目の
  間で頂きます。
  和菓子に黒文字(楊枝)が添えられている場合は、ひと口大に切っ
  て頂きます。ない場合は、手で割って頂きます。 
和食DEマナー☆mini講座
                 今週のお題  【にぎりずし】
  にぎりずしをたべるとき、あなたは”手でつまむ派”ですか、それ
  とも”お箸派”ですか?
  手でつまんで食べる方が、食べ易いし、通だとされる風潮がありま
  すが、改まった席ではやはり箸を使った方が良いかもしれません。

  直接手で食べるときは、親指と中指で両脇をつまみ、人差し指でネ
  タの上を押さえるように持って立てかけるようにしてネタに醤油を
  つけて頂きます。箸で食べるときは、すしの両脇を挟んで同じよう
  に醤油をつけて頂きます。
  すしが大きすぎて一口では入りきらないときは、無理矢理噛み切ら
  ず、ネタをはずしてご飯を半分に割り、割ったほうのご飯を先に食
  べ、残りのご飯をネタでくるんでから醤油につけて食べましょう。

  形を崩さず箸で食べる方法としては、生姜を箸でつまみ、これに醤
  油をつけてネタの上にかけてから、箸で食べると形が崩れずに食
  べられます。
  
  とにかく”醤油はご飯につけず、ネタにつける”これさえ心掛けて
  いれば、上手ににぎりずしが頂けますよ!
和食DEマナー☆mini講座
                 今週のお題  【殻つきの蟹】
  会食の時に、蟹料理が出ると会話が弾まないという話もあるように
  皆、つい必死になって蟹と格闘してしまいますよね。おまけに、ご
  ちそうさまの後あたりを見回せば、あちこちに身が飛び散っている!
  なぁ〜んてことも…気兼ねのない席では、豪快に食べるのが美味し
  い蟹ですが、改まった席では、やっぱりマナーがあるんです。
 
  会席(懐石)料理の場合は、たいてい脚か爪の部分が出てきます。
  間接より1cm程内側のところで折り、身を引き出すと簡単に取れ
  ますが、うまくいかないときは、専用のピックで取り出しましょう。
  その時、殻をお皿につけて身を掻き落とすようにすると、まわりに
  身が飛び散ることはありません。
  また、先に身を全部出してから、ピックを皿の奥(向こう側)に置
  き、おしぼりで手を拭いてから、箸に持ち替えていただきましょう。
 
和食DEマナー☆mini講座
             今週のお題    【お酒の飲み方】 
  寒さが身にしみるこの季節・・・・
  ワインもいいけど、やっぱりキューッと熱燗でしょう!
  身体の芯まで暖まりまっせー!!ということで今回のお題は「お酒」
 
  お酌を受けるときは、箸を持っている場合は膳に置いてから両手で
  杯を持ちましょう。杯を置いたままお酌を受けるのは、失礼にあた
  ります。また、自分で自分の杯にお酒を注ぐ手酌もなるべく避けた
  方がいいですね。
  杯は、お酌をする相手との真ん中あたりに、胸の高さくらいで差し
  出しましょう。
 
  よく男性の方で、片手で杯を持ちお酌を受けているのを見受けます
  が、ホントは失礼にあたります。女性の場合は右手で杯を持ち、左
  手を底に添えると見た目も美しく映りますよ。
 
  お酌をする場合は、相手に「どうぞ」と声をかけ、杯に徳利が触れ
  ないように注ぎましょう。
  杯から溢れないお酌のコツは、最初はゆっくり、しだいに大きく、
  最後はまたゆっくりと注ぐことです。目安は7分目で!
  注ぎ終わったら、徳利の先を上げていくのではなく、徳利の底を下
  げるように回しながら立てていけば、しずくもたれません。
 
  ビールもお酒のマナーと同じです。くれぐれも飲み過ぎないよう、
  美味しく楽しいお酒を頂きましょ〜!
和食DEマナー☆mini講座
             今週のお題 【和食のセッティング2】

  年末年始は来客の多い時期になりますね。
  親戚関係はもちろん友人や同僚、上司などいろんな方と食卓を囲む
  機会も増えるはず・・・・2000年の最初のおもてなしは、ワン
  ランク上の和食のセッティングで”是非!”

  以前8月11日号で本膳料理を基本としたセッティングをご紹介し
  ました。今回はさらにわかりやすく、一般的な和食の”おもてなし”
  と”普段使い”のセッティングを図にしてみました。

 ■□ おもてなし □■  
     ○          
     刺身      
 ○      ○    
焼き物     煮物    
  ○        
    和え物    ○  
 ○      ○ 徳利  
 御飯     汁物 &お猪口

    箸置き&箸      
   ■□ 普段使い □■ 


   ○     ○    
刺身or焼き物 煮物・和え物等
              
   ○     ○    
  御飯    汁物   
  
箸置き&箸
  盛り鉢はテーブルの中央へ必ず取り箸をつけて置きましょう。料理
  の腕に自信がないわ・・・・という方は技でカバー!
  粉引や土物のちょっと変わった器を使ったり、和紙でランチョンマ
  ットや箸置きを作ったり、野山や道端の雑草や赤い実などを器の横
  に添えるだけで充分心づくしのおもてなしが伝わってくるものです。

和食DEマナー☆mini講座
             今週のお題 【訪問先でのマナー】
  これからのシーズンは、クリスマスがあったり、年末年始があ
  ったりで友人や上司のお宅を訪問する機会も増えてきますね。
  今回はちょっと和食を離れて、訪問先でのマナーのQ&A!

  Q1:コートは、いつ脱げばよい?
    チャイムを鳴らす前に手袋や帽子をはずし、コートは脱い
    で片手にかけるように手で持ちます。家の中に通されたら、
    相手にひと言断って玄関に置き、部屋には持ち込みません。

  Q2:履き物の正しい脱ぎ方とは?
    はじめから後ろ向きになって履き物を揃えながらあがる姿
    をよく見かけますが、これは間違いです。
    正面を向いたまま靴を揃えてあがり、迎えた相手にお尻を
    向けないよう少し斜めの角度で膝をつき、履き物を揃えて
    片手でとり、向きを変えてから中央より少しずらして置き
    ます。家族連れなど人数の多い場合は、最後の人がまとめ
    て揃えるとスムーズにあがれますね。
  Q3:手土産をお渡しするタイミングは?
    基本的には、部屋に通され挨拶を交わしてから渡します。
    ただし、土のついた野菜や魚などの生ものなどのときは、
    玄関で渡した方がよいでしょう。あらたまった訪問先では、
    買ったお店の紙袋のままよりもふろしきに包み直して行く
    ことをお薦めします。
    手土産を渡すときは、必ずふろしきや紙袋から出し、正面
    を相手に向けて両手で差し出します。
    ふろしきと同様、紙袋もたたんで持ち帰ります。
和食DEマナー☆mini講座
             今週のお題 【鍋料理】 

  主婦にとって”強い味方の鍋料理”の季節がやってきましたね。
  ふいの来客も鍋さえつつけば、温かさも話の盛り上がりも上昇
  気流。とっても楽しい鍋料理ですが、一緒に食べる人が不快に
  ならないように気をつけるのもマナーです。

  食べ方に特別難しいルールはありませんが、常識のある食べ方
  を守りましょう。

   ・自分の好きな具ばかり取らない。
   ・取りかけたものや食べかけを鍋に戻さない。
   ・自分の箸を直接鍋に深くつけたり、かき回したりしない。
   ・一度にたくさん取らない。
   ・具を取り分けるときは、取り皿を鍋に近づけこぼさない。

  以上のことさえ気をつければ、みんなで美味しく頂けますね。
  来客の場合は、あらかじめ取り箸やれんげを用意すると気兼ね
  なく頂けますよ。

和食DEマナー☆mini講座
             今週のお題 【揚げ物】

  揚げ物には素揚げや唐揚げなどがありますが、会席料理と言えば、
  当然のように天ぷらが出てきますね。いずれにしろ、揚げ物は熱い
  うちに頂くのが美味しくもあり、料理人の心にも応えることになり
  ます。
  好きなものから取るのではなく、盛りつけを崩さないよう手前から
  取りましょう。

  また、天ぷらには天つゆが添えられます。
  大根おろしやもみじおろしをつゆに入れて、軽くかきまぜます。天
  つゆは先の方にだけちょっとつける程度がおいしさを損なわない食
  べ方です。どっぷりつけると、せっかくの熱々の天ぷらがぬるくな
  ってしまいますし衣が落ちてつゆが濁ってしまいます。

  ところで天つゆの味が夏と冬では違うことにお気づきですか?
  それは大根の辛味が違うからです。辛いのは夏。
  これからは、大根の味がマイルドになる季節です。
  いつもよりちょっと多めの大根おろしにしてはいかがですか?

和食DEマナー☆mini講座
             今週のお題 【続・ご飯編 おかわりの仕方】

  日本料理のマナーとして以前はおかわりするときは、ご飯をひと口
  残すものだとされていました。「縁が切れないように」との意味が
  ちゃんとあるのですが、現在は正式な懐石料理でない限りこだわら
  なくてもよいようです。
  ただし、祝宴で出されるお赤飯は、おかわりをしてはいけません。

  おかわりがくるまでは、箸を箸置きに置いて待ち、茶碗は両手で受
  けとります。そのとき、両手を同時に出すのは、諸起こしといって
  避けたいマナーのひとつです。右手、左手と少しタイミングをずら
  して手をさし出すのがよいとされています。
  
  また、受けとってそのまま箸をつけるのは、「受け食い」といって
  無作法なこととされています。
  「ありがとうございます」と声をかけながら茶碗を受け取ったら、
  いったん茶碗を折敷に置き、それからふたたびとりあげて食べまし
  ょう。

和食DEマナー☆mini講座
             今週のお題 【ご飯のよそい方】 

  みなさんは、ご飯をよそうとき、どんな風にしていますか?
  しゃもじで押し付けたり、てんこ盛りにしたり、しゃもじについた
  ご飯をお茶碗の縁でこそぎ取ったりはしていませんか?

  ご飯の盛りつけ方ひとつで、美味しそうにもその反対にも見えるも
  のです。特に、お茶碗にご飯を山盛りにして汁も香の物もつかない
  一膳だけの食事は、一膳飯と呼ばれ仏様への供物、または永遠の別
  れを意味し縁起の悪いものとされています。ご飯を盛るとは言わず、
  よそう(装う)と言うのにもちゃんと意味があるのです。
  これから新米が美味しくなる季節です。上手によそって、いっそう
  美味しく頂きましょう。

  ∞ポイント∞

  ご飯は2回に分けてよそうと、分量の調節もし易く、またきれいに
  よそえます。しゃもじで押し付けず、軽く空気を含ませるくらいの
  気持ちで…。盛り方は、平坦にせず、軽く山を描くように。
  量は、お茶碗の7〜8分目にするのが基本です。

和食DEマナー☆mini講座
       今週のお題 【吸い物椀の蓋は…どこへ置く?】
  会席料理を出されたとき、吸い物椀の蓋が開かなくて焦った経験を
  お持ちの方は私だけではないでしょう。

  汁が熱いうちに椀にぴったり蓋をしてしまうと、蓋が開きにくくな
  ることがあるのです。こんな時は、右手で蓋を持ち、左手で椀の縁
  をはさみつけ、たゆませれば、空気が入って簡単に開きます。

  よく箸を持ったまま蓋を取る方を見かけますが、これはタブーです。
  必ず箸は、箸置きに置きましょう。

  蓋は、椀の縁に沿って手前にまわし、滴を切ってから、蓋に左手を
  添えて右手で持ち替え、折敷の右側に出して置きます。
  蓋をうつぶせにして置いたり、折敷の中に置いてはいけません。

  食べ終わったら、元のように蓋をしておきます。蓋を裏返しにする
  と椀の塗りを傷めるので厳禁です。
和食DEマナー☆mini講座
       今週のお題 【 魚の食べ方 】
  「おかしらつきの魚」というと、ほとんどの方は鯛を連想するか、或
  いは、頭のついている魚とお思いでしょう。
  正式には、「尾頭つき」と書いて、頭から尾っぽまで全てついている
  ものを、どの魚でも尾頭つきと呼びます。

  和食の中で一番苦手とする人が多いのが、この尾頭つきの魚の食べ方
  ではないでしょうか。一般的に魚好きの人は、身の取り方も上手と言
  われますが、これもちゃんと作法があるのです。

  1.まず、左の肩口から、一口ずつ身を取り分けて尾鰭の前まで
    食べます。
  2.肩身が終わったら、骨の中央部分を箸で持ち上げ骨を浮かせて
    下側の身と骨をはずします。
  3.身を切り離した頭と骨を皿の向こう側に置いてから、下身を食
    べます。
  4.食べ終わったら、骨や皮は皿の中央へまとめます。

      ◆ポイント◆ 絶対に、魚を裏返さないこと!

  秋の気配も深まり、サンマや太刀魚など焼き魚が美味しい季節です。
  この秋、魚を綺麗に食べる方法を是非マスターして下さいね。
和食DEマナー☆mini講座
          今週のお題【 食事中のマナー 】
  自分では意外と気づかない食事中のマナー。人の振りみて我が振り直
  せとは、よく言ったものです。折角、おしゃれして会食に臨んでも、
  食事のマナーがなっていなくては、あなた自身のイメージダウンにも
  なりかねません。

  そこで、今回はこれだけは避けようという振る舞いをいくつかあげて
  みました。

   @犬食い…背を丸めて座り、料理にかぶさるようにして食べること。
   A受け食い…器を受け取ってすぐに食べること。
         いったん器は置きます。
   B指し箸、振り上げ箸…箸で人を指したり、振り回したりすること。
   C口をあけたまま、物を噛んでクチャクチャ音を出ししたり、しゃ
    べったりすること。
   Dテーブルにひじをついて食べること。

  会食のマナーとは、人に不快感を与えず、自分も気まずい思いをせず
  に一緒に食事を楽しむための気配りです。
  しっかりと身につけましょう。
和食DEマナー☆mini講座
        今週のお題【 和食のセッティング 】
  普段の食卓に、和風使いを取り入れてみませんか?         
  いつもの和洋折衷のメニューも、半月盆や藍や和紙の素材でできた
  ランチョンマットを敷くだけで、なんだか和風に見えるものです。

  そこで、是非覚えておきたいのが、配膳の基本です。
  マットはテーブルの端から1p程内側へ、箸はマットの端から2p
  程、内側へ置きます。
  箸は、箸の先一寸(約3p)を箸置きより先に出しましょう。
  ご飯は左、汁物は右、煮物は左奥、刺身は右奥、香の物は中央へ…
  杯やグラスは、汁物の手前に置くのが基本です。

  しかし、普段のメニューならご飯、汁物の位置が決まれば、メイン
  は中央、サラダや酢の物は左奥、お茶やお酒は、右奥へセッティン
  グをするくらいでOKです。
  たまには、気分を変えて和食の演出に“LET’S TRY!”
和食DEマナー☆mini講座  今週のお題【そばの食べ方】
  蝉の声を聞きながら、そばやそうめんで涼を頂くというのは、四季の
  国日本ならではの風物詩ではないでしょうか。

  でも、実はそばの食べ方にもマナーがあるってご存じでしたか?
  まず、つけ汁に薬味を入れ、軽く混ぜます。
  つゆの小鉢を左手に持ち、盛りの中央の小高いところから一口分
  くらいずつそばを取ります。

  優雅に食べるコツは、サッとつゆにくぐらせて、一口で食べきること
  です。そば先だけを、つゆにつけるのが粋とされていますが、好みで
  たっぷりつけても、作法上はまったく問題ありませんのでご安心を。

  ちなみに和食の中で音をたてて食べても良いものは、そば、とろろ、
  もずく等で、吸い物は音をたてないのがマナーです。
  あくまで、ズルズルではなくツルツルですけれどね。
和食DEマナー☆mini講座  今週のお題【箸使い】
  ▲▽▲正しい箸の使い方▲▽▲

 和食の作法では、「箸に始まり、箸に終わる」といわれるほど、箸使いが
 重視されます。箸使いは日頃身についた習慣や行儀が出るものです。
 美しい箸の使い方をしている人は、その人自身も美しく知的に見せます。
 「お箸の国の人だから・・・」私たちはもちろん、次の世代にも「正しい
 箸の使い方」を伝えていきたいものですね。

★箸の扱い方のポイント
  @箸を持つ位置・・・箸先から3分の2あたりが安定感があります。
  A箸の持ち方・・・・上の箸を人差し指と中指の指先で挟み、親指を
            添える。下の箸は、薬指の先端と親指・人差し
            指の股部で固定する。
  B箸の動かし方・・・上の箸だけをペンを動かす要領で動かし、下の
            箸は固定したままで動かさない。

  ▲▽▲嫌い箸▲▽▲

 毎日使っている箸ですが、和食の箸使いには「嫌い箸」といってタブーと
 される使い方がいろいろあります。代表的なものをご紹介しましょう。
 @迷い箸        どの料理をとろうかと箸を彷徨わせる
 A刺し箸        箸を突き刺して料理をとる
 B寄せ箸        器を箸で引き寄せる
 C箸うつし       箸から箸へ食べ物を移す
 Dねぶり箸       箸先を口の中に突っ込んでなめる
 E握り箸(ずぼら箸)  片手で箸と器を同時に持つ
 Fさぐり箸       料理の下の方から食べたい物を探す
 
   さて、思い当たる「嫌い箸」は、ありませんでしたか?
   その他にもまだいろいろありますが、これらは一緒に食卓を囲む人
   たちに不快感を与え、気分を損ねてしまう可能性もあります。
   是非、覚えておきましょう。